代謝疾患
2型糖尿病 (Diabetes Mellitus)
2024/12/17
1、概要
2型糖尿病は、血糖値が高くなる病気ではない。
本質は、血糖を処理する能力そのものが落ちた代謝システムの破綻である。
初期はほぼ無症状のまま進行し、気づいた時には神経障害、腎障害、網膜症などの不可逆的合併症に到達していることが多い。
2、原因
2型糖尿病の原因は、単なる食べ過ぎではない。
体が糖を使えなくなった生活構造の問題。
・長期間の糖質過多
・慢性的運動不足
・筋肉量の低下
・睡眠不足
・ストレス過多
・腸内環境の悪化
・内臓脂肪の増加
これらが重なり、インスリンが効かない体質が作られる。
3、メカニズム
血糖はインスリンによって筋肉へ取り込まれる。
しかし生活構造が崩れると、筋肉は糖を受け取らなくなり、インスリン抵抗性が生じる。
すると肝臓は糖を作り続け、血糖は下がらない。
すい臓は過剰にインスリンを分泌し続け、やがて疲弊する。
最終的に、血糖は高いのにインスリンは効かないという破綻状態が完成する。
4、現代医学の治療法
主に以下の薬が用いられる。
・メトホルミン
・DPP-4阻害薬
・SGLT2阻害薬
・GLP-1受容体作動薬
・インスリン注射
これらは血糖を下げる効果はあるが、代謝構造そのものを修復するわけではない。
5、現代医学の課題と未来の医療
現代医療は血糖値を管理することに集中しすぎている。
・なぜ糖を使えなくなったのか
・なぜ筋肉が減ったのか
・なぜ内臓脂肪が増えたのか
この構造に踏み込まない限り、治療は一生続く。
未来の医療は、血糖管理から代謝設計の再構築へ進む必要がある。
6、東洋医学の視点
東洋医学では2型糖尿病は、
・脾虚
・腎虚
・陰虚火旺
・痰湿内停
といった状態として捉えられる。
これは、栄養を処理できず、潤いが失われ、熱と濁りが体にこもる生き方の結果。
2型糖尿病は病名ではない。体が悲鳴を上げている生活の記録です。
この記事は、一般的な考え方を紹介する目的で作成しています。
私の活動や考え方については、こちらのページでご案内しています。
▼ https://okadayaclinic.jp
また、私の取り組みの全体像は、LINEでご案内しています。
▼ http://nav.cx/CVFYxb
