2024/11/21

なぜ、人間は生きられる?人体の素晴らしい12のシステム

  • 西洋医学

人間の体は無意識で、自動に働いているシステムがあります。これらのシステムが働いていれば、生きている。反対にシステムが止まれば、死んでいる。

では、システムは働いているが、正常に作動していない場合はどうなるか?

体は痛みや不調、病気という形で反応が表れます。
システムの不具合という初期の状態では、痛みや不調といった些細な兆候として現れます。
放っておくと、慢性病、大病という形で悪化の一途を辿ります。

健康な体と心=体のシステムが正常に稼働している。
では、どういったシステムがあるのか、ご紹介します。



1. 神経系 (Nervous System)

  • 構成要素: 脳、脊髄、末梢神経

  • 役割: 体全体の情報を処理し、調整・制御するシステムです。外部の刺激や内部の変化を感知し、筋肉の動きや内臓の機能を制御します。脳は思考、記憶、感情、意識を司り、脊髄は脳と体の他の部分をつなぐ役割を果たします。

神経系

2. 循環器系 (Cardiovascular System)

  • 構成要素: 心臓、血管(動脈、静脈、毛細血管)、血液

  • 役割: 酸素、栄養素、ホルモン、老廃物を全身に運ぶ役割を担います。心臓はポンプの役割を果たし、血液を循環させます。酸素を体の各組織に供給し、二酸化炭素や老廃物を運び出します。

循環器系

3. 呼吸器系 (Respiratory System)

  • 構成要素: 鼻、喉、気管、肺

  • 役割: 酸素を体内に取り込み、二酸化炭素を体外に排出するシステムです。呼吸器系は肺でガス交換を行い、体の細胞に必要な酸素を供給し、不要な二酸化炭素を排出します。

呼吸器系

4. 消化器系 (Digestive System)

  • 構成要素: 口、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆のう

  • 役割: 食べ物を分解し、栄養素を吸収してエネルギーを供給するシステムです。消化器系は食べ物を化学的および物理的に分解し、吸収した栄養素を血液に取り込みます。不要な老廃物は体外に排出されます。

消化器系

5. 免疫系 (Immune System)

  • 構成要素: 白血球、リンパ節、脾臓、骨髄、リンパ管

  • 役割: 体を細菌やウイルス、異物から守る防御システムです。免疫系は病原体を認識し、感染を防ぎ、体を健康に保つために抗体を作り出します。

免疫系

6. 内分泌系 (Endocrine System)

  • 構成要素: ホルモンを分泌する腺(脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓など)

  • 役割: ホルモンを通じて体内のさまざまな機能(成長、代謝、血糖値、ストレス反応など)を調節するシステムです。内分泌系は体内のバランスを維持し、他のシステムと連携して体全体を調整します。

内分泌系

7. 骨格系 (Skeletal System)

  • 構成要素: 骨、関節、靭帯、軟骨

  • 役割: 体の構造を支え、臓器を保護する役割を果たします。また、骨髄では血液細胞が作られます。骨はカルシウムなどのミネラルを貯蔵し、体の動きをサポートします。

骨格系

8. 筋肉系 (Muscular System)

  • 構成要素: 骨格筋、平滑筋、心筋

  • 役割: 体の動きを制御するシステムです。骨格筋は体を動かすために必要な筋肉であり、平滑筋は内臓の働きを調整します。心筋は心臓の筋肉で、血液を循環させる役割があります。

筋肉系

9. 泌尿器系 (Urinary System)

  • 構成要素: 腎臓、尿管、膀胱、尿道

  • 役割: 体内の老廃物や余分な水分、電解質を排出するシステムです。腎臓は血液をろ過して尿を作り、体の水分バランスや電解質の調整を行います。

泌尿器系

10. 生殖系 (Reproductive System)

  • 構成要素: 男性(精巣、精管、前立腺、陰茎)、女性(卵巣、卵管、子宮、膣)

  • 役割: 生殖に関わるシステムで、新しい生命を生み出す機能を持ちます。ホルモンの調整を通じて性の発達や性機能を司ります。

生殖系

11. リンパ系 (Lymphatic System)

  • 構成要素: リンパ液、リンパ管、リンパ節、脾臓

  • 役割: 体液のバランスを保ち、免疫系と連携して病原体と戦います。リンパ液は体内の余分な液体を回収し、リンパ節は異物や病原体を除去するフィルターとして機能します。

リンパ系

12. 皮膚系 (Integumentary System)

  • 構成要素: 皮膚、髪、爪、汗腺、皮脂腺

  • 役割: 体を外部環境から保護し、体温の調節や水分の維持に役立つシステムです。皮膚は体の最大の臓器であり、病原体から体を守り、感覚機能も持っています。

皮膚系

これらのシステムがそれぞれ独立したシステムですが、実際には単独ではなく、それぞれのシステムが相互作用するように複雑に機能しています。
1つのシステムが壊れると、その領域で問題が起きます。

例えば、内分泌系が壊れると、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症などの病気に繋がります。
現在の西洋医療では独立したものとして、内分泌系の治療を行います。他のシステムには触れません。しかし、実際には他のシステムも不具合が起きているのです。

例えば、甲状腺疾患のある方では、筋肉の痛みが増えます。これは筋肉系のシステムが不具合が起きていることを表します。
疾患名がつくほどのシステムの異常は重篤です。そして、同時に他のシステムにも問題が起きている事を表します。
(本人が気づかない場合がほとんどです。気付いている場合は身体の感覚が良いか、重症な場合の両極端のどちらかです。)

身体の不調を抱えている方はどこのシステムの疾患なのか?
他のシステムに不具合が起きていないか?

考えてみると良いですね。


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