2026/4/9

痛みは単純。だからこそ、岡田家鍼灸院では「最も簡単」で「改善しやすい」

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「腰が痛くて動けない…」
「肩こりがひどくて頭痛まで…」

痛みは、日々の生活を脅かす、最も身近で深刻な悩みの一つです。

「どこに行っても治らなかった…」
「もう一生この痛みと付き合っていくしかないのか…」

そう諦めてしまっている方も多いかもしれません。

しかし、岡田家鍼灸院は、声を大にして言いたい。
「痛みは、最も単純な症状であり、最も改善しやすい」と。

これは、決して誇張ではありません。
医学的には、痛みの原因は3つと言われており、医学的な視点(西洋医学)においては、痛みがなぜ発生するのかは、主に「どの経路で、どのようなメカニズムが働いているか」という物理的・生理的なプロセスで説明されます。

大きく分けて、以下の3つのメカニズムに分類されます。

そのままブログに掲載できる形でまとめました。単なる「痛みの原因一覧」ではなく、岡田家鍼灸院の考え方につながる内容にしています。


痛みとは何か

痛みが続く理由と、身体をどう見ればよいのか

「痛い」という感覚は、とても身近なものです。

腰が痛い。
首や肩が痛い。
膝が痛い。
手術をした場所がいつまでも痛む。
検査では異常がないのに痛みだけが続く。

しかし実際には、痛みは非常に複雑な身体反応です。

「痛い場所に問題がある」とは限りません。

筋肉、関節、神経、内臓、血流、炎症、身体の使い方だけでなく、睡眠、疲労、ストレス、過去の怪我など、多くの要因が痛みの感じ方に関係します。

そのため、慢性的な痛みほど、

「どこが痛いのか」だけではなく、「なぜその人の身体が痛みを出し続けているのか」

という視点が重要になります。


そもそも「痛み」とは何か

国際疼痛学会(IASP)は、痛みを単なる組織損傷のサインではなく、「実際の、あるいは潜在的な組織損傷に関連する、またはそれに似た、不快な感覚的・情動的体験」として定義しています。

つまり痛みとは、
身体の損傷そのものではなく、脳・神経系を含めた身体全体が作り出す“体験”です。

そして非常に重要なのは、
痛みの強さと、身体の損傷の大きさは必ずしも一致しない
ということです。(痛み学会 (IASP))

例えば、大きな傷があってもそれほど痛みを感じない場合があります。反対に、画像検査では大きな異常が見つからなくても、非常に強い痛みを感じることもあります。これは「気のせい」という意味ではありません。痛みには、組織だけではなく、末梢神経、脊髄、脳、自律神経、身体の防御反応などが関与しているからです。


痛みは身体を守るための警報である

本来、痛みには身体を守る役割があります。
例えば足首を捻挫すると痛みが出ます。
痛みがあることで、「これ以上動かさない方がいい」と身体に知らせます。熱いものに触ったときに手を引っ込めるのも同じです。

つまり痛みは、
身体を損傷から守るための警報装置
とも考えられます。

問題は、この警報装置が必要以上に敏感になったり、損傷が治った後も警報が鳴り続けたりすることです。これが慢性痛を考える上で、とても重要なポイントになります。


痛みには大きく異なる仕組みがある


1. 侵害受容性疼痛(しんがいじゅようせいとうつう

最も一般的な、いわゆる「ケガ」や「炎症」による痛みです。

  • 原因: 打撲、捻挫、骨折、火傷、または内臓の炎症など。

  • メカニズム: 組織が損傷した際に、その部位からプロスタグランジンなどの「痛み物質」が放出されます。それを末梢神経の先端(侵害受容器)がキャッチし、電気信号として脳に伝えることで「痛い」と感じます。

2. 神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)

神経そのものがダメージを受けている状態です。

  • 原因: 坐骨神経痛、帯状疱疹後の神経痛、糖尿病性神経障害など。

  • メカニズム: 脳へ情報を送る「電線」である神経そのものが、圧迫されたり傷ついたりして、過敏に反応したりショートしたりしている状態です。組織に異常がなくても、ビリビリとしたしびれや鋭い痛みが走るのが特徴です。

3. 非器質的疼痛(心因性・中枢性感作)

検査をしても組織や神経に明らかな異常が見つからない痛みです。

  • 原因: ストレス、不安、長期間の痛みによる脳の学習など。

  • メカニズム: 最近の研究で注目されているのが「脳のシステムエラー」です。痛みが長引くと、脳の痛みを司る部位が過敏になり、本来なら痛みを感じない程度の刺激(触れられる、動くなど)に対しても、脳が「痛い」と誤判定を下してしまいます(中枢性感作)。

興味のある方は参考動画をご覧ください↓

  • 侵害受容性疼痛: 怪我や炎症など、組織の損傷による一般的な痛み。[07:44]

  • 神経障害性疼痛: 神経そのものが傷つくことで、脳が「痛い」と勘違いしてしまう状態。原因部位と痛む部位が異なることもあります。[08:13]

  • 非器質的疼痛(痛覚変調性疼痛): 組織に異常がなくても、脳が過敏になり「痛み」として記憶・経験してしまう状態。ストレスや過去の記憶が関係することもあります。[09:38]


侵害受容性疼痛 > 神経障害性疼痛 > 非器質的疼痛

岡田家鍼灸院の経験から話せる事。この3つでは、改善スピードが異なります。
(厳密には人によって、異なります)
分かりやすく説明すると、以下。

侵害受容性疼痛の場合
→ 炎症を抑えればOK

神経障害性疼痛の場合
→ 神経の圧迫、狭窄を取ればOK

痛覚変調性疼痛の場合
→ 記憶を書き換えればOK

第一原理で考えれば、ロジックはシンプルで、非常に簡単です。
アプローチ方法はそれぞれ異なります。さらに、重症度や、ストレスの有無などにも応じて変わってきます。

岡田家鍼灸院ではこの思考、視点をもとに、長年、多くの方の痛みと向き合ってきました。当院だからこそ辿り着いた、確信的な事実が、痛みは単純であり、簡単であると断言できます。


慢性の痛みに関して。なぜ、痛みは慢性化するのか?

一般的に、3か月以上続く、あるいは繰り返す痛みは慢性痛として扱われます。慢性化にはさまざまな要因があります。

例えば、

  • 筋力低下

  • 関節可動域の低下

  • 神経の過敏化

  • 身体の使い方

  • 運動不足

  • 睡眠不足

  • 長期間の疲労

  • ストレス

  • 不安

  • 過去の痛みの経験

などです。

特に重要なのが、
「痛み → 動かさない → 身体機能が低下する → さらに痛くなる」
という悪循環です。

痛みが出ると、人は本能的に動かなくなります。(これは正しい反応です)
しかし、長期間身体を使わなくなると、

  • 筋力が落ちる。

  • 関節が硬くなる。

  • 動作が偏る。

  • 特定の場所への負担が増える。

ということが起こります。
結果として、さらに動くことが怖くなり、身体機能が低下していくことがあります。


「画像に異常がある=痛みの原因」とは限らない

腰痛や膝痛などでは、

「MRIで異常があった」
「椎間板が変形している」
「軟骨が減っている」

などと言われることがあります。もちろん、画像検査は非常に重要です。しかし、画像上の変化だけで、その人の痛みをすべて説明できるとは限りません。

身体には年齢とともにさまざまな構造的変化が起こります。画像に変化があっても痛くない人もいます。逆に、画像上大きな異常がなくても強い痛みを感じる人もいます。

したがって、
画像を見ることと、実際の身体機能を見ることは別の評価
として考える必要があります。


痛いところだけを見ると、原因を見失うことがある

例えば、腰が痛い場合。
原因が腰だけにあるとは限りません。

  • 股関節の動きが悪い。

  • 胸椎が硬い。

  • 足首が動かない。

  • 腹部の筋力が弱い。

  • 歩き方に偏りがある。

その結果として腰に負担が集中していることもあります。

肩が痛い場合も同様です。
肩関節だけではなく、

  • 肩甲骨

  • 胸椎

  • 頸椎

  • 呼吸

  • 姿勢

などを見る必要があります。

つまり、
「痛い場所=原因の場所」ではないことがある
ということです。

だからこそ身体全体を評価する必要があります。


急性痛と慢性痛では考え方が違う

怪我をした直後の急性痛では、損傷した組織を守ることが重要です
しかし、慢性的な痛みでは、「安静にすること」が必ずしも最善ではありません。

慢性痛の国際的なガイドラインでも、身体能力に合わせて活動を維持したり、運動を取り入れたりすることが重要な選択肢として位置づけられています。

つまり、

急性期では守る。
慢性期では、適切に身体を使える状態へ戻していく。

という違いがあります。


痛みの治療で本当に重要なのは「評価」

痛みに対して、

  • マッサージをする。

  • 鍼をする。

  • ストレッチをする。

  • 薬を飲む。

  • 運動をする。

さまざまな方法があります。
しかし、本来最初に必要なのは方法を選ぶことではありません。
その痛みがどのような仕組みで起きているのかを考えることです。

例えば、

  • 炎症が強いのか。

  • 神経が関係しているのか。

  • 筋肉や関節の機能低下なのか。

  • 身体の使い方なのか。

  • 痛みの感受性そのものが変化しているのか。

これによって対処方法は変わります。

また、当院では、痛い場所だけを見るのではありません。痛みが出ている背景を把握するため、

  • 身体の動き

  • 関節可動域

  • 姿勢

  • 筋力や機能

  • 痛みの出方

  • 日常生活

  • 睡眠

  • 疲労状態

  • 過去の怪我や手術

などを総合的に確認します。
必要に応じて、医療機関での画像検査や診断結果についても確認します。

そのうえで、
今の痛みはどこから来ている可能性があるのか。
身体のどこに負担が集中しているのか。
何を改善すれば、身体がより正常に機能しやすくなるのか。

を整理していきます。
施術だけで終わるのではなく、身体の使い方や運動、日常生活まで含めて考えることもあります。

だから、岡田家鍼灸院では、
「何をするか」より先に「身体で何が起きているのか」を見ること
を重要だと考えています。


痛みをゼロにすることだけがゴールではない

慢性痛では、もう一つ重要な視点があります。

それは、
「痛みの数字だけを見るのではなく、身体機能を取り戻すこと」です。

例えば、

  • 歩けるようになる。

  • 長く座れるようになる。

  • 仕事ができるようになる。

  • スポーツに戻れる。

  • 旅行へ行ける。

  • 睡眠を取れる。

  • 痛みに振り回されなくなる。

こうしたことも重要な改善です。
痛みを10から0にすることだけではなく、その人が自分の身体を使って、自分の生活を取り戻すこと。それが本来の治療目標の一つだと考えています。


「痛みを取る」から「痛みにくい身体をつくる」へ

もちろん、まず痛みを減らすことは大切です。
しかし慢性的な痛みでは、それだけでは十分ではないことがあります。

施術をすると楽になる。
しかし、数日後にはまた痛くなる。

この状態では、痛みそのものだけではなく、
『痛みが再発する身体の条件』
を見る必要があります。

私たちが目指しているのは、その場で痛みを軽減することだけではありません。
『完全な痛みの消失、一切、気にしなくても痛みが再発しない状態』を目指しています。

必要であれば、

可動域
筋力
身体の使い方
回復力
生活習慣

まで含めて整え、

できるだけ身体が自分で良い状態を維持できる状態へ近づけていくこと

を大切にしています。


痛みには、医療機関での確認が必要なものもあります

すべての痛みを施術で対応できるわけではありません。

突然経験したことのないほど激しい痛みが出た場合や、

強い胸痛
呼吸困難
麻痺
意識障害
排尿・排便障害
急激な筋力低下
高熱を伴う強い痛み
重大な外傷後の痛み

などがある場合は、まず医療機関での評価が必要です。

痛みを正しく扱うためには、施術すべきものと、医療機関で検査すべきものを分けることも非常に重要です。


【鍼灸のエビデンス】なぜ「痛み」に鍼が効くのか?科学の証明

「なんとなく体が軽くなる」
「東洋医学だから不思議な力がある」
鍼灸治療に対して、そんなイメージを持っていませんか?

実は現代において、鍼灸は単なる「伝承医学」の域を超え、科学的な根拠(エビデンス)が極めて高い治療法として世界中で認められています。
日本では鍼灸のエビデンスをあまり気にされていませんが、世界とは非常に認識が異なります。

今回は、鍼灸が最も得意とし、最もエビデンスレベルが高い分野である「痛み(ペインコントロール)」に焦点を当て、そのメカニズムと科学的な証明について解説します。

1. 世界が認めた「痛み」に対するエビデンス

世界保健機関(WHO)や、アメリカの国立衛生研究所(NIH)などは、鍼灸治療の有効性を公式に認めています。その中でも、特にエビデンスレベル(信頼度)が高いとされているのが以下の「痛み」に関する症状です。

症状・悩み

エビデンスの現状

慢性腰痛

各国の診療ガイドラインで「推奨される治療法」として明記。

変形性膝関節症

膝の痛みや機能改善において、高い効果が論文で多数報告。

片頭痛・緊張型頭痛

予防効果および急性期の痛み緩和において、薬物療法と同等以上のデータあり。

肩こり・頸部痛

筋肉の緊張緩和と血流改善による即効性と持続性が実証。

特に慢性的な腰痛や膝の痛みに関しては、薬物治療のような副作用がないことから、第一選択の治療(まず最初に試すべき治療)として推奨する医療機関が世界中で増えています。

2. なぜ鍼を刺すと痛みが消えるのか? 3つの科学的メカニズム

「痛いところに細い金属の針を刺すだけで、なぜ痛みが和らぐのか?」 この疑問に対し、現代医学は主に3つの神経科学的なメカニズムで説明しています。

① ゲートコントロール説(痛みの信号をブロックする)

人間の神経は、触覚や圧迫感の「心地よい刺激」の伝達速度の方が、痛みの信号(痛覚)よりも速いという特性があります。鍼による心地よい刺激が脳へ先回りして伝わることで、脳へ至る「痛みのゲート(門)」が閉じ、痛みを感じにくくさせます。

② 脳内麻薬(エンドルフィン)の分泌

鍼刺激が脳に伝わると、脳内でエンドルフィンやエンケファリンといった「天然の鎮痛物質(脳内麻薬)」が分泌されます。これにより、全身の痛みの閾値(痛みを感じるボーダーライン)が上がり、強い痛みがスーッと緩和されます。

③ 血流の劇的改善と「軸索反射」

鍼を体に刺すと、体は「異物が侵入した」と認識し、その周辺を修復しようと血管を拡張させる物質(CGRPなど)を放出します。これにより局所の血流が爆発的に向上し、痛みの原因物質である「発痛物質(ブラジキニンなど)」や老廃物が洗い流されます。

我慢する痛みから、解放される選択に鍼灸を試してみては?

「年のせいだから」
「湿布を貼って様子を見よう」
と、痛みを放置していませんか?

痛みを抱え続けることは、脳のワーキングメモリ(許容量)を常に消費し続け、心身のあらゆるパフォーマンスを低下させます。科学的にも効果が証明されている鍼灸治療を取り入れ、あなたの身体を「痛みによるエラー」から解放してあげましょう。

当院では、単に痛みを抑えるだけでなく、あなた史上「最高の身体のポテンシャル」を引き出すアプローチを行っています。長引くその痛み、ぜひ一度ご相談ください。


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岡田家鍼灸院 由布院本院

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